「水分が足りないから足がつる。」

そう思っている方は少なくありません。

もちろん、水分不足は大きな原因のひとつです。

しかし、それだけが理由ではありません。

実は、足がつる現象には、

  • 水分不足
  • 塩分不足
  • 疲労
  • 発汗
  • 筋肉の使い過ぎ
  • 神経の興奮

など、さまざまな要因が関係しています。

つまり、単純な「水不足」では説明できないことも多いのです。


足がつるとはどういう状態なのでしょうか?

足がつるとは、筋肉が自分の意思とは関係なく収縮し続けてしまう状態です。

ふくらはぎに起こることが多く、「こむら返り」と呼ばれることもあります。

通常、筋肉は、

「縮む」

「ゆるむ」

という動きを繰り返しています。

ところが、このバランスが崩れることで、筋肉が過剰に収縮してしまうのです。


水分と電解質の不足

汗をかくと、身体から失われるのは水分だけではありません。

同時に、

  • ナトリウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • カルシウム

なども失われています。

これらは、神経や筋肉が正常に働くために必要な成分です。

不足すると、筋肉が興奮しやすくなります。


疲労も大きく関係しています

試合の終盤になると、足がつりやすくなることがあります。

これは、筋肉が疲労しているためです。

特に、

  • ハンドボール
  • サッカー
  • バスケットボール
  • テニス

などの競技では、急な方向転換やジャンプ動作が繰り返されます。

すると、筋肉だけではなく、神経にも大きな負担がかかります。


暑熱馴化が不十分な場合もあります

暑熱馴化が十分に進んでいない場合、身体は効率よく汗をかくことができません。

その結果、

  • 脱水が進む
  • 体温が上昇する
  • 疲労が蓄積する
  • 足がつりやすくなる

という流れが生まれます。


足がつったときの対処法

足がつった場合は、慌てずに対応しましょう。

運動を中止する

まずは身体を休ませます。

水分と電解質を補給する

スポーツドリンクや経口補水液が役立つ場合があります。

ゆっくり伸ばす

急激に力を入れず、ゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。

身体を冷やす

体温を下げることも大切です。


予防のポイント

足がつることを防ぐためには、

  • 睡眠をしっかり取る
  • 朝食を食べる
  • 水分と塩分を補給する
  • 疲労をため込まない
  • 暑熱馴化を進める

ことが大切です。


まとめ

運動中に足がつる原因は、水分不足だけではありません。

筋肉や神経、疲労、暑熱馴化など、多くの要素が関係しています。

奈良市や学園前、富雄周辺でも、夏場のスポーツによる足のけいれんが増えています。

「ただのこむら返り」と考えず、身体からのサインとして受け止めてあげましょう。