「普通の捻挫だと思っていたのに、なかなか痛みが引かない。」
そんな場合に疑われるケガのひとつが、「ハイアンクルスプレイン」です。
足首の捻挫と聞くと、多くの人は足首の外側にある靱帯を思い浮かべるかもしれません。
しかし、ハイアンクルスプレインは少し違います。
傷める場所は、脛骨(すねの骨)と腓骨(外側の骨)をつないでいる靱帯です。
一般的な捻挫とは、痛みの場所も回復期間も異なります。
ハイアンクルスプレインとは?
ハイアンクルスプレインは、「脛腓靱帯損傷」と呼ばれることもあります。
主に傷つくのは、
・前下脛腓靱帯
・後下脛腓靱帯
・骨間膜
などです。
一般的な足関節捻挫では、足首の外側が痛くなります。
一方、ハイアンクルスプレインでは、足首の少し上に痛みが現れることが特徴です。
どのような場面で起こるのでしょうか?
特に多いのは、
・サッカー
・バスケットボール
・ハンドボール
・ラグビー
などです。
急な方向転換や接触によって起こることがあります。
足が地面についた状態で身体だけが回転すると、脛骨と腓骨の間に大きな力が加わります。
「歩ける」こともあります
ハイアンクルスプレインは、痛みが強いにもかかわらず、歩けてしまうことがあります。
そのため、
「少し痛いだけだから大丈夫。」
と考えてしまう人も少なくありません。
しかし、無理をすると回復が長引いてしまうことがあります。
一般的な捻挫との違い
一般的な捻挫との大きな違いは、回復までの期間です。
通常の足関節捻挫よりも回復に時間がかかることが少なくありません。
また、
・階段を下りると痛い
・つま先を外へ向けると痛い
・片脚立ちが難しい
・切り返し動作で痛みが出る
といった特徴もあります。
脳と感覚入力も重要です
足首には、身体の位置を脳へ伝えるセンサーがあります。
ところが、靱帯が傷つくと、その情報がうまく伝わらなくなります。
すると、
・着地が不安定になる
・バランスが崩れる
・筋肉が適切なタイミングで働かなくなる
・再びケガをしやすくなる
という状態が起こります。
つまり、痛みだけではなく、動きも確認する必要があるのです。
最後に
ハイアンクルスプレインは、一般的な足関節捻挫とは異なるケガです。
そのため、
「ただの捻挫だろう。」
と考えてしまうと、回復が遅れてしまうことがあります。
奈良市、学園前、富雄周辺で足首の痛みにお悩みの方は、大和町だるま整骨院までご相談ください。