「痛みがなくなったから、もう大丈夫。」

そう考えて運動を再開したものの、数週間後に再び足首を捻ってしまったという話は珍しくありません。

実際には、痛みが消えたことと、完全に回復したことは同じではありません。

捻挫を繰り返さないためには、「痛み」だけではなく、「身体の機能」にも目を向ける必要があります。

靱帯が治ることと、動きが戻ることは別の話です

捻挫をすると、靱帯が損傷します。

しかし、影響を受けるのは靱帯だけではありません。

実は、

・筋肉

・神経

・関節

・バランス能力

・感覚入力

などにも変化が起こります。

つまり、靱帯が回復しても、身体の機能が元通りになっているとは限らないのです。

脳は足首の位置を常に把握しています

足首には、身体の位置を脳へ伝えるセンサーがあります。

脳は、その情報を利用して、

・着地のタイミング

・筋肉を動かす順番

・重心の移動

・姿勢の維持

などを調整しています。

ところが、捻挫をすると、この仕組みがうまく働かなくなることがあります。

その結果、同じ場所を何度も捻ってしまうのです。

筋トレだけでは不十分です

もちろん、筋力は大切です。

しかし、それだけでは十分とは言えません。

必要になるのは、

・筋力

・柔軟性

・バランス能力

・ジャンプ動作

・着地動作

・方向転換

・感覚入力

といった能力です。

「強い身体」と「上手に動ける身体」は同じではありません。

片脚立ちには多くの情報が隠れています

片脚立ちは、とてもシンプルな動作です。

しかし、その中には、

・視覚

・前庭感覚

・足裏の感覚

・筋肉の働き

・脳の情報処理

など、多くの要素が含まれています。

そのため、片脚立ちは再発予防の目安のひとつになります。

身体全体を見ることが大切です

足首だけを見ていても、本当の原因が見つからないことがあります。

例えば、

・股関節の動きが悪い

・体幹が不安定になっている

・着地動作が乱れている

・左右差が大きい

といった問題が隠れていることもあります。

だからこそ、身体全体を確認する必要があるのです。

最後に

捻挫を繰り返さないために必要なのは、「安静にすること」だけではありません。

大切なのは、

「痛みがなくなること」ではなく、「再び捻らない身体をつくること」です。

奈良市、学園前、富雄周辺で足関節捻挫にお悩みの方は、大和町だるま整骨院までご相談ください。