同じチーム。
同じ監督。
同じ練習。
同じ時間。
それなのに、一人だけオスグッドになってしまう。
保護者の方から、
「兄弟で同じスポーツをしていたのに、下の子だけオスグッドになりました。」
「チームで一番練習している子は大丈夫なのに、うちの子だけ痛くなりました。」
というお話をよく伺います。
もしオスグッドが、
「練習のしすぎ」
だけで起こるのであれば、練習量が一番多い子から順番に痛くなるはずです。
しかし、実際はそうではありません。
では、この違いは何なのでしょうか。
「負担」よりも「負担のかかり方」が違います
私たちは、オスグッドは練習量だけではなく、負担のかかり方が大切だと考えています。
例えばジャンプ一つでも、
ある子は、
股関節や足首をうまく使って着地します。
一方で、
別の子は膝だけで衝撃を受け止めています。
同じジャンプを100回しても、
膝にかかる負担は同じではありません。
身体は「使いやすい場所」を使います
私たちの身体は、とても効率よくできています。
脳は、
「一番使いやすい動き」
を無意識に選んでいます。
ところが、
股関節が硬い。
足首が動きにくい。
片脚のバランスが悪い。
こうした状態があると、
本来なら全身で分担するはずの動きを、膝が代わりに行うことがあります。
これを毎日の練習で何千回も繰り返せば、膝への負担は少しずつ積み重なっていきます。
つまり、
オスグッドになる子は、
「膝をたくさん使っている子」
なのではなく、
「膝でしか対応できなくなっている子」
なのかもしれません。
「フォームが悪い」だけでは説明できません
保護者の方から、
「フォームが悪いんですか?」
と聞かれることがあります。
もちろん、フォームが影響することもあります。
しかし、
フォームは結果であることも少なくありません。
例えば、
股関節が十分に動かなければ、
身体は別の方法でジャンプしようとします。
足首が硬ければ、
別の場所で衝撃を吸収しようとします。
つまり、
フォームを変えるだけではなく、
なぜそのフォームになっているのか
を考えることが大切です。
成長期だからこそ差が出ます
成長期は、
骨が急激に伸びます。
その変化に筋肉や腱、神経の働きが追いつかない時期があります。
同じ小学6年生でも、
身長が10cm伸びた子。
まだほとんど伸びていない子。
身体の状態はまったく違います。
そのため、
同じ練習でも受ける負担には個人差があります。
「みんなと同じ練習だから大丈夫。」
とは言えない理由がここにあります。
10年以上・1,000人以上を診てきて分かったこと
これまで10年以上にわたり、1,000人以上のオスグッドを施術してきました。
来院される約70%はミニバスケットボール選手。
約20%はサッカー選手。
その他にも野球やバレーボール、陸上競技など、さまざまなスポーツのお子さんが来院されています。
その経験から言えるのは、
オスグッドになる原因は、一人ひとり違うということです。
だから当院では、
「全員ストレッチ。」
「全員休みましょう。」
という同じ対応はしていません。
お子さん一人ひとりの身体の特徴や競技特性を確認し、その子に合った施術を行っています。
私たちが目指していること
私たちは、
「膝の痛みを取ること」
だけを目標にはしていません。
目指しているのは、
試合で思い切りプレーできる身体です。
だから、
膝だけではなく、
足首。
股関節。
身体全体の動き。
競技特有のフォーム。
そこまで確認しながら施術を進めています。
よくある質問
Q. チームメイトも同じ練習をしています。うちの子だけ弱いのでしょうか?
そんなことはありません。
身体の成長スピードや関節の動き、筋肉の使い方には大きな個人差があります。
「弱いから」ではなく、「今の身体に負担が集中している」と考えた方が分かりやすいケースが多くあります。
Q. 練習量を減らせば予防できますか?
練習量を調整することが必要な場合もあります。
ただし、それだけでは再発を防げないケースも少なくありません。
身体の使い方や負担のかかり方も一緒に見直すことが大切です。
まとめ
同じ練習をしていても、オスグッドになる子とならない子がいます。
その違いは、
「頑張りすぎたから」
「身体が硬いから」
だけでは説明できません。
どこに負担が集まっているのか。
なぜその動きになっているのか。
そこまで確認することで、改善へのヒントが見えてくることがあります。
奈良県でオスグッドにお悩みの方、学園前・富雄・学園大和町周辺で「うちの子だけなぜオスグッドになったの?」とお悩みの保護者様は、大和町だるま整骨院までお気軽にご相談ください。10年以上・1,000人以上の施術経験をもとに、お子さん一人ひとりに合わせた施術をご提案いたします。