「気分が悪い。」

「何となく吐きそう。」

夏の運動中や運動後、このような症状が現れた場合は注意が必要です。

吐き気は、熱中症が進行しているサインかもしれません。

特に子どもの場合は、「気持ち悪い」という言葉の裏に、身体の大きな変化が隠れていることがあります。


吐き気が起こるのはなぜでしょうか?

熱中症になると、体温が上昇します。

すると、身体は体温を下げようとして、大量の汗をかき始めます。

その結果、

  • 水分不足
  • 電解質不足
  • 血流の低下
  • 自律神経の乱れ

などが起こります。

この状態が続くことで、吐き気や頭痛、めまいなどの症状が現れるのです。


まずは涼しい場所へ移動しましょう

最初に行うことは、身体を休ませることです。

次のような場所へ移動しましょう。

  • 冷房の効いた部屋
  • 日陰
  • 風通しの良い場所

特にアスファルトの上は熱がこもりやすいため、注意が必要です。


身体を冷やしましょう

熱中症では、体温を下げることが最優先です。

次の場所を優先して冷やしましょう。

  • 脇の下
  • 足の付け根

最近では、手のひら冷却も注目されています。

ただし、氷を直接握ることはおすすめできません。

冷たいペットボトルや保冷剤をタオルで包んで利用しましょう。


無理に飲ませてはいけません

ここがとても重要なポイントです。

吐き気が強い場合は、水分を無理に飲ませないようにしましょう。

理由は、誤って気管へ入ってしまう危険性があるためです。

次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 意識がぼんやりしている
  • 呼びかけへの反応が弱い
  • 水分を飲めない
  • 嘔吐が続いている

最近はアイススラリーも注目されています

最近は、細かい氷を含んだ飲み物であるアイススラリーも注目されています。

身体の内側から体温を下げられる可能性があるためです。

ただし、すでに強い吐き気がある場合は無理に飲ませてはいけません。


救急車を呼ぶ目安

次のような症状が見られる場合は、医療機関への相談を考えましょう。

  • 意識がはっきりしない
  • けいれんがある
  • 強い頭痛が続く
  • 水分を飲めない
  • 自力で歩けない

迷ったときは、早めに行動することが大切です。


まとめ

吐き気は、単なる体調不良ではなく、熱中症のサインである可能性があります。

大切なのは、

  • 涼しい場所へ移動すること
  • 身体を冷やすこと
  • 無理に飲ませないこと
  • 重症化のサインを見逃さないこと

です。

奈良市や学園前、富雄周辺でも厳しい暑さが続いています。

万が一のときに慌てないよう、ぜひ覚えておいてください。