MUSCLE STRAIN

走った瞬間、筋肉に鋭い痛みが走った。
肉離れは、痛みが引いただけで
競技復帰を決められません。

ダッシュや切り返し、ジャンプ、キックの瞬間に 太ももやふくらはぎが痛くなった。 相手との接触後から筋肉が腫れ、 力を入れにくくなった…。
肉離れは、筋肉が強く収縮したり 引き伸ばされたりした際に起こる筋損傷です。 一方、外から直接ぶつけられて起こる筋損傷は、 筋挫傷と呼ばれます。
どちらも痛み、腫れ、皮下出血が起こりますが、 受傷の仕方や損傷部位によって対応は異なります。
大きな断裂や腱の付着部損傷などが疑われる場合は、 施術より整形外科での評価を優先します。

肉離れや筋挫傷による太もも、ふくらはぎの痛みで悩んでいる方
WORRIES

このようなお悩みはありませんか?

  • ☑ ダッシュした瞬間、太ももの裏に鋭い痛みが走った
  • ☑ ジャンプや切り返しで、ふくらはぎを痛めた
  • ☑ キック動作で太ももの前や内側が痛くなった
  • ☑ 接触プレーで筋肉を強くぶつけ、腫れている
  • ☑ 痛めた場所に皮下出血やへこみがある
  • ☑ 歩く、階段、走る動作で筋肉が痛む
  • ☑ 肉離れと筋挫傷の違いが分からない
  • ☑ いつから走る・練習する・試合へ戻るのか分からない

肉離れでは、受傷時の鋭い痛み、 局所の圧痛、腫れ、皮下出血、 筋肉を伸ばす・力を入れる動作での痛みなどがみられます。
ただし、症状の強さだけで 損傷した筋肉や重症度を自己判断することはできません。 歩けることや数日で痛みが軽くなったことと、 全力疾走や切り返しへ戻れる状態であることは同じではありません。
また、成長期では筋肉の損傷に見えても 骨の付着部が剥がれる裂離骨折、 成人では腱付着部の大きな損傷などが起きる場合があります。
強い腫れや皮下出血、明らかなへこみ、 力が入らない、歩けない、 受傷時に「ブチッ」という感覚があった場合は、 整形外科での評価を優先してください。

ABOUT

そもそも、肉離れとは?

肉離れは、スポーツなどで筋肉が強く収縮した状態で 引き伸ばされることなどにより生じる 筋線維や筋腱移行部の損傷です。

特に、ダッシュ、急加速、減速、切り返し、 ジャンプ、キックなどを伴う競技で起こります。 ハムストリングス、ふくらはぎ、 大腿四頭筋、内転筋などは代表的な受傷部位です。

損傷は筋肉の中央だけでなく、 筋肉と腱が移行する部分や、 腱に近い部分に起きることもあります。 同じ「肉離れ」でも、損傷した筋肉、位置、 範囲によって経過は異なります。

一般的に軽度・中等度・重度などに分類されますが、 分類方法は一つではありません。 痛みや歩行状態だけで重症度を決めず、 受傷状況、圧痛、腫れ、筋力、可動域などを確認します。

診断が必要な場合、整形外科では診察に加え、 必要に応じて超音波やMRIなどで 損傷部位や範囲を評価します。 骨の付着部損傷が疑われる場合には X線などが必要になることもあります。

肉離れと筋挫傷は、受傷の仕方が異なります

肉離れは、走る、跳ぶ、蹴るなどの動作中に 筋肉へ強い力が加わって起こる 間接的な筋損傷です。

一方、筋挫傷は、相手の膝が太ももに当たる、 転倒して筋肉を地面へぶつけるなど、 外から直接加わった力による筋損傷です。

どちらも痛み、腫れ、皮下出血、 筋力低下、可動域制限が起こるため、 症状だけで完全に区別できるとは限りません。 受傷場面を確認することが重要です。

当院では、肉離れや筋挫傷の画像診断、 完全断裂や裂離骨折の確定診断を行うことはできません。
医療機関での評価が必要な状態を確認したうえで、 対応可能な場合に痛み、腫れ、可動域、筋力、歩行、 日常生活・スポーツで必要な動作を確認します。

WHAT REALLY MATTERS

「歩ける」「痛くない」だけで、競技へ戻らない。

肉離れでは、日常生活の痛みが先に軽くなり、 その後も全力疾走やキックで必要な筋力や 高速で力を発揮する能力が十分に戻っていないことがあります。 歩けること、軽く走れること、 受傷から一定期間が経ったことだけで 競技復帰を決めることはできません。 痛み、可動域、筋力、走行速度、 競技特有の動作、心理的な準備などを確認し、 段階的に負荷を戻すことが大切です。

腫れや皮下出血は増えていない?

受傷直後から腫れや皮下出血が広がる、 痛みが強くなる場合は、負荷を上げず状態を確認します。 大きな血腫や強い損傷が疑われる場合は、 整形外科での評価を優先します。

筋肉を伸ばす・力を入れると痛くない?

筋肉を伸ばしたとき、抵抗をかけて力を入れたとき、 歩く・階段を使うときの症状を確認します。 受傷直後に痛みを我慢して 強く伸ばすことは避けます。

走る速さを段階的に戻せている?

ジョギングができても、全力疾走で必要な負荷とは異なります。 直線走、加速、減速、方向転換などを、 症状と翌日の反応を確認しながら段階的に戻します。

競技で必要な動作ができる?

サッカーのキック、陸上のスプリント、 バスケットボールの切り返しなど、 競技によって必要な能力は異なります。 一つの筋力数値だけで復帰を決めません。

受傷時に「ブチッ」という感覚があった、 強い腫れや皮下出血、筋肉のへこみ、 著しい筋力低下、歩行困難がある場合は、 整体や鍼灸を優先する状態ではありません。 成長期で骨の付着部を強く痛がる場合、 坐骨周辺の強い痛みがある場合、 アキレス腱断裂など別の損傷が疑われる場合も、 整形外科での評価を優先してください。

OUR CONCEPT

肉離れ・筋挫傷に対する当院の考え方

痛む筋肉を揉むだけでなく、損傷の段階と戻りたい動作を確認します。

肉離れや筋挫傷では、 受傷直後と回復過程で必要な対応が異なります。 また、同じ筋肉の損傷でも、 競技やポジションによって復帰に必要な能力は変わります。
当院では、 受傷状況、損傷部位、痛み、腫れ、可動域、筋力、 歩行や競技動作を状態に応じて確認し、 保険施術、必要に応じた散鍼、 段階的な運動療法を組み合わせます。

医療機関を優先すべき状態を確認する

大きな断裂、腱付着部損傷、裂離骨折、 大きな血腫などが疑われる場合は、 施術より整形外科での診断と画像評価を優先します。

受傷部位と機能を確認する

圧痛の範囲、腫れ、皮下出血、 関節可動域、筋肉を伸ばしたときの痛み、 力を入れたときの痛みと筋力を確認します。

負荷を段階的に戻す

症状と組織の回復段階を踏まえ、 低い負荷から筋力トレーニングを始め、 必要に応じて長い筋長での負荷、走行、 競技動作へ段階的につなげます。

時間だけで競技復帰を決めない

受傷からの期間は判断材料の一つです。 痛み、可動域、筋力、走行速度、 競技特有の動作、本人の不安なども確認します。

施術によって損傷した筋線維を短期間で元に戻す、 決められた回数で治すとは説明しません。 肉離れは再受傷することがあるため、 痛みを軽くすることだけでなく、 必要な筋力と競技負荷へ段階的に戻ることを重視します。 医療機関で診断や治療方針が示されている場合は、 その内容を踏まえて対応します。

MEDICAL FIRST

大きな断裂や付着部損傷が疑われる場合は整形外科を優先します

肉離れ・筋挫傷では、 すべてのケースで画像検査が必要になるわけではありません。 一方で、重い筋損傷や腱付着部の損傷、 裂離骨折などが疑われる場合は、 整形外科で損傷部位と程度を確認することが重要です。

医療機関を優先する症状

  • 受傷時に「ブチッ」という感覚や音があった
  • 強い腫れや広範囲の皮下出血がある
  • 筋肉や腱の走行に沿って明らかなへこみがある
  • 患部へほとんど力を入れられない
  • 歩けない、または体重をかけられない
  • 関節を十分に曲げ伸ばしできない
  • 骨の付着部に非常に強い痛みがある
  • 成長期の選手が急な痛みで競技を続けられなくなった
  • 腫れや痛みが急速に悪化している
  • しびれ、感覚低下、筋力低下、手足の冷感がある

急速に悪化する非常に強い痛み、張って硬くなる腫れ、 しびれや筋力低下、手足の冷感や色の変化がある場合は、 急性コンパートメント症候群なども考えられます。 施術を行わず、速やかに救急医療機関へ相談してください。

INSURANCE TREATMENT

保険施術|状態に合わせて競技復帰まで段階的に進めます

ダッシュやジャンプなどで急に負傷した肉離れ、 接触や衝突で起きた筋挫傷は、 負傷原因と受傷時期が確認できる場合、 健康保険の対象となることがあります。

初期は損傷部位へ過度な負荷を加えず、 症状と回復段階に応じて 可動域、筋力、歩行、走行、競技動作へ進めます。

保険施術で確認すること

  • 負傷した日時と競技・動作
  • 肉離れか、直接外力による筋挫傷か
  • 痛みと圧痛の場所・範囲
  • 腫れ・皮下出血・へこみの有無
  • 関節可動域と筋肉の伸張時痛
  • 筋力と収縮時痛
  • 歩行・階段・片脚支持
  • 走行・加速・減速・切り返し
  • 競技種目・ポジション・練習量
  • 医療機関での診断・画像・治療方針

運動は回復段階に合わせて進めます

受傷直後から痛みを我慢して 強いストレッチや高負荷の運動を行うことはありません。

症状が許す範囲で筋肉へ負荷を加え、 筋力、長い筋長で力を出す能力、 走る速さなどを段階的に戻します。

競技復帰が目標の場合は、 全力疾走、キック、ジャンプ、切り返しなど、 競技で必要な動作まで確認します。

ACUPUNCTURE OPTION

散鍼|必要な場合に追加できる自費オプション

骨折、大きな断裂、大きな血腫などを疑う所見がなく、 皮膚や出血リスクに問題がない場合は、 必要に応じて散鍼をご提案します。

散鍼を追加する場合は、 保険施術料金に2,000円(税込)を加算します。 希望されない場合は保険施術のみで対応します。

散鍼を行わない状態

  • 大きな断裂や裂離骨折が疑われる
  • 腫れや痛みが急速に強くなっている
  • 大きな血腫や活動性の出血が疑われる
  • 患部に傷、出血、化膿、強い赤み・熱感がある
  • しびれ、筋力低下、血流の変化がある
  • 抗凝固薬・抗血小板薬など出血リスクの確認が必要

散鍼は、血腫を針で抜いたり、 断裂した筋線維を修復したりする処置ではありません。 状態を確認し、安全に実施できる場合のみ追加します。

CHOICE

保険施術を基本に、必要な場合のみ散鍼を追加します

肉離れ・筋挫傷では、 健康保険の対象となる場合は保険施術が基本です。 散鍼は全員に必要な施術ではありません。

  • 原因と受傷日が明確な急性の肉離れ・筋挫傷 保険施術を基本に対応
  • 保険施術に散鍼を追加したい方 保険料金+2,000円
  • 強い腫れ・へこみ・著しい筋力低下がある方 整形外科を優先
  • 成長期で骨の付着部に強い痛みがある方 整形外科を優先
  • 痛みが軽くなり競技復帰を進めたい方 筋力・走行・競技動作を段階的に確認
PRICE

肉離れ・筋挫傷の施術料金

健康保険の対象となる肉離れ・筋挫傷は、 保険施術で対応します。
散鍼を追加する場合は、 保険施術料金に2,000円(税込)を追加します。

保険施術 肉離れ・筋挫傷の基本施術
保険適用 窓口負担額は保険割合などにより異なります

ダッシュ、ジャンプ、切り返し、接触など、 負傷原因と受傷時期が確認できる 急性の筋損傷が対象です。

保険施術の料金を確認する
散鍼 自費オプション
¥ 2,000 税込・保険料金に追加

患部と出血リスクを確認し、 安全に実施できる場合のみ追加します。 希望されない場合は保険施術のみで対応します。

鍼灸について詳しく見る
FAQ

肉離れ・筋挫傷についてよくある質問

肉離れと筋挫傷は同じものですか?

どちらも筋損傷ですが、一般的に肉離れは 走る・跳ぶなどの動作中に筋肉へ強い力が加わる間接損傷、 筋挫傷は衝突や打撃による直接損傷を指します。

肉離れはどこに起こりやすいですか?

太ももの裏側にあるハムストリングス、ふくらはぎ、 太ももの前側や内側などに起こります。 競技や受傷動作によって損傷しやすい筋肉は異なります。

歩けるなら軽い肉離れですか?

歩けることだけで重症度は判断できません。 圧痛、腫れ、皮下出血、可動域、筋力、 受傷状況などを合わせて確認します。

肉離れはストレッチすれば早く治りますか?

受傷直後に痛みを我慢して強く伸ばすことは避けてください。 ストレッチや運動を始める時期と強さは、 症状と回復段階に合わせて調整します。

肉離れは健康保険を使用できますか?

負傷原因と受傷時期が確認できる急性の肉離れ・筋挫傷は、 健康保険の対象となる場合があります。 初回に受傷状況を確認してご案内します。

散鍼の料金はいくらですか?

散鍼を追加する場合は、 保険施術料金に2,000円(税込)を加算します。 希望されない場合は保険施術のみで対応します。

いつから走り始められますか?

日数だけでは決められません。 痛み、可動域、筋力、歩行、軽い走行への反応などを確認し、 走る速度と距離を段階的に上げます。

痛みがなくなれば試合へ戻れますか?

痛みがないことは重要ですが、それだけでは判断しません。 可動域、筋力、走行速度、加速・減速、 競技特有の動作、心理的な準備なども確認します。

再発することはありますか?

肉離れは再受傷することがあります。 症状が軽くなった直後に元の練習量へ戻さず、 筋力と競技負荷を段階的に戻すことが大切です。

どのような場合に病院を受診すべきですか?

強い腫れや皮下出血、明らかなへこみ、著しい筋力低下、 歩行困難がある場合です。 成長期で骨の付着部に強い痛みがある場合も、 整形外科での評価を優先してください。