JAMMED FINGER

ボールが指先に当たった。腫れて曲げにくい。
「突き指」でまとめず、損傷した組織を確認することが重要です。

バスケットボールやバレーボールで ボールが指先に当たった。 転倒して指を強く反らした。 そのあとから関節が腫れ、曲げ伸ばししにくい…。
「突き指」は一つの病名ではなく、 指先へ力が加わって起こる外傷の総称です。
軽い捻挫だけでなく、骨折、脱臼、 掌側板・側副靱帯・腱の損傷などが含まれます。
見た目が軽くても治療方法が異なる損傷があるため、 自分で指を引っ張らず、早めに整形外科で評価を受けてください。

突き指による指の痛み、腫れ、曲げ伸ばしの制限で悩んでいる方
WORRIES

このようなお悩みはありませんか?

  • ☑ ボールが指先に当たり、関節が腫れている
  • ☑ 指を反らした、横へ曲げたあとから痛い
  • ☑ 指を最後まで曲げられず、握りにくい
  • ☑ 指先や関節を自分の力で伸ばせない
  • ☑ 指の形や向きが反対側と違って見える
  • ☑ 内出血があり、骨折していないか心配
  • ☑ テーピングをして競技を続けてよいか分からない
  • ☑ 腫れや動かしにくさが何週間も残っている

突き指では、痛み、腫れ、皮下出血、 曲げ伸ばしの制限などが起こります。 しかし、これらの症状だけで 単純な捻挫か骨折・脱臼・腱損傷かを 自己判断することはできません。
特に、指の第1関節が曲がったままで 自分の力では伸ばせない場合は、 伸筋腱または骨が損傷する マレットフィンガーなどを確認する必要があります。
指が変形している、関節の位置がずれている、 自力で曲げ伸ばしできない、 しびれや血流の変化がある、 傷や爪周囲の出血を伴う場合は、 施術より整形外科での評価を優先してください。

ABOUT

そもそも、突き指とは?

突き指とは、ボールや物が指先に当たる、 転倒して指を強く反らすなど、 指へ大きな力が加わって起こる さまざまな指外傷の総称です。

指には小さな骨と複数の関節があり、 靱帯、掌側板、関節包、 曲げ伸ばしを行う腱などが関節を支えています。

指先から圧縮する力、 関節を後ろへ反らす力、 横へ曲げる力などにより、 損傷する組織は異なります。

突き指に含まれる主な損傷

側副靱帯損傷では、 関節の横側に痛みや腫れが現れ、 重度では横方向の不安定性が起こることがあります。

掌側板損傷は、 主に指の第2関節が強く反らされたときに起こり、 手のひら側の痛みや腫れ、皮下出血を伴うことがあります。 靱帯が付着する骨の一部が剥がれる裂離骨折を伴う場合もあります。

マレットフィンガーでは、 指先の関節を伸ばす腱、または腱が付着する骨が損傷し、 指先が下がって自力で伸ばせなくなります。

ほかにも、骨折、脱臼、 曲げる腱の損傷、中央索損傷などが 「突き指」として扱われていることがあります。

治療方法は損傷した組織、骨折の有無、 関節の安定性、受傷からの経過によって異なります。 必要に応じて整形外科でX線や超音波などの検査を行います。

突き指を自分で引っ張って治すことはできません。
脱臼や骨折、腱・靱帯損傷がある状態で 無理に引っ張ると、損傷を悪化させる可能性があります。 変形や運動制限がある場合は、そのまま保護して整形外科を受診してください。

WHAT REALLY MATTERS

「曲げられる」「試合に出られる」だけで、軽傷と決めない。

突き指後も指をある程度動かせると、 「骨折ではない」 「テーピングをすれば試合へ出られる」と考えることがあります。 しかし、 動かせることと、骨折や腱・靱帯損傷がないことは同じではありません。 早期に適切な固定が必要な損傷もあるため、 指の形、痛む場所、腫れ、 自力で曲げ伸ばしできるかを確認することが大切です。

指の形や向きは変わっていない?

関節がずれている、指が曲がっている、 握ったときに隣の指と交差する場合は、 脱臼や骨折などを確認します。 自分で元へ戻そうとしないでください。

自力で曲げ伸ばしできる?

指先が垂れて伸ばせない、 関節を曲げられない場合は、 伸筋腱・屈筋腱などの損傷が疑われます。 早めに整形外科へ相談してください。

指輪を外せる?

腫れが強くなる前に、無理のない範囲で指輪を外します。 外れない、指先がしびれる、 白い・紫色になる場合は、 速やかに医療機関へ相談してください。

競技に必要な動作ができる?

日常生活で動かせることと、 ボールを捕る、握る、投げる、接触へ対応できることは異なります。 医療機関の指示と指の機能を踏まえて復帰します。

明らかな変形、関節のずれ、 指を自力で曲げ伸ばしできない、 しびれ・感覚低下・指先の色の変化、 傷や爪周囲の強い出血がある場合は、 整骨院での施術を優先する状態ではありません。 強い痛みや腫れがある場合、 子どもの突き指、数日経っても改善しない場合も、 整形外科での評価を優先してください。

OUR CONCEPT

突き指に対する当院の考え方

指を引っ張って整えるのではなく、診断と固定が必要な損傷を見逃さないことを優先します。

突き指には、捻挫だけでなく、 骨折、脱臼、掌側板、側副靱帯、 伸筋腱・屈筋腱などの損傷が含まれます。
当院では、 受傷状況、指の形、腫れ、圧痛、 自動運動、感覚、血流などを確認し、 画像検査や専門的な治療が必要な場合は 整形外科・手外科での評価を優先します。

損傷部位と受傷方向を確認する

指先から押されたのか、 後ろへ反ったのか、横へ曲がったのかを確認します。 どの関節の、どの面が痛むかも重要な情報です。

自力で動かせるか確認する

各関節を自分の力で曲げ伸ばしできるか、 指先が垂れていないか、握ったときに回旋変形がないかを確認します。

診断内容に合わせて保護する

固定方法や固定期間は損傷によって異なります。 マレットフィンガーなどでは、 医師の指示を無視して固定を外しません。

必要以上の固定による硬さにも注意する

指の関節は外傷後に硬くなりやすいため、 損傷部を保護しながら、許可された範囲で動きを戻します。 開始時期は診断内容に従います。

突き指を引っ張れば治る、 テーピングだけでどの損傷にも対応できる、 決められた日数で競技復帰できるとは説明しません。 医療機関で診断や固定・運動の指示がある場合は、 その内容を踏まえて対応します。

MEDICAL FIRST

突き指は、原則として早めに整形外科で評価を受けてください

骨折の有無や関節の位置、 腱・靱帯損傷の種類によって治療方法が異なります。 診断が遅れると適切な固定や治療の時期を逃し、 変形や可動域制限が残る可能性があります。

整形外科では診察とX線を基本に、 必要に応じて超音波などで評価します。

特に速やかな受診が必要な状態

  • 指や関節に明らかな変形・ずれがある
  • 指先や関節を自分の力で伸ばせない
  • 自分の力で指を曲げられない
  • 握ったときに指が隣の指と交差する
  • 強い腫れや皮下出血がある
  • しびれ、感覚低下、指先の冷感や色の変化がある
  • 傷、止まりにくい出血、爪の大きな損傷がある
  • 指輪が外れず、指の腫れが強くなっている
  • 子どもの突き指
  • 数日経っても痛みや動かしにくさが改善しない

マレットフィンガーを見逃さない

指の第1関節が曲がったままで、 自分の力では伸ばせない場合、 伸筋腱または骨の損傷が考えられます。

腱性か骨性かによって対応が異なり、 骨折の確認にはX線が重要です。 自己判断で曲げ伸ばしせず、早めに整形外科へ相談してください。

INSURANCE TREATMENT

保険施術|診断と治療方針を踏まえて対応します

突き指は原因と受傷時期が明確な急性外傷のため、 損傷内容や受診状況を確認したうえで、 健康保険の対象となる場合があります。

骨折、脱臼、腱断裂などが疑われる場合は、 保険施術を始める前に整形外科をご案内します。

保険施術で確認すること

  • 受傷した日時と場所
  • ボール、転倒、接触などの負傷原因
  • 指へ力が加わった方向
  • 痛む指・関節・面
  • 腫れ・皮下出血・変形
  • 各関節の自動運動
  • 握ったときの指の向き
  • しびれ・感覚・血流
  • 整形外科での診断・画像・固定の指示
  • 仕事・日常生活・競技で必要な動作

固定と運動は損傷内容に合わせます

軽い捻挫では、損傷部位を保護したうえで 適切な時期から動きを戻すことがあります。

一方、腱損傷や骨折では、 特定の角度で継続して固定する必要がある場合があります。

独自の判断で固定期間を短くしたり、 医師の指示より早く運動を進めたりすることはありません。

RETURN TO SPORTS

スポーツ復帰|日数だけでなく、指の機能と競技動作を確認します

突き指からの復帰時期は、 捻挫、骨折、脱臼、腱損傷などの病態と 競技によって異なります。

「痛みが減った」「何日経った」という条件だけで、 テーピングをして競技へ戻るものではありません。

復帰前に確認すること

  • 医師から固定・運動・競技について許可されているか
  • 腫れや圧痛が悪化していないか
  • 必要な範囲まで指を曲げ伸ばしできるか
  • 握る・つまむ動作ができるか
  • 指に不安定感がないか
  • ボールを捕る・投げる・打つ動作ができるか
  • 接触時の保護方法が決まっているか
  • 練習後や翌日に症状が強くならないか

テーピングや装具は、損傷部位を保護する選択肢になります。 ただし、診断を受けずに競技を続けるための手段として 使用するものではありません。

CHOICE

まず整形外科で損傷を確認し、対応可能な場合は保険施術を行います

突き指は、外見だけで損傷内容を判断できません。 原則として整形外科で診察と画像評価を受けることをおすすめします。

  • 変形・関節のずれ・自動運動不能がある方 速やかに整形外科へ
  • 指先が下がり、自力で伸ばせない方 マレットフィンガーの評価を優先
  • 子どもの突き指 骨端線損傷などを確認するため整形外科へ
  • 整形外科で保存療法の方針が示された方 指示を踏まえて保険施術を検討
  • 競技復帰へ向けて動きや保護方法を確認したい方 治療段階に合わせて対応
PRICE

突き指の施術料金

原因と受傷時期が明確な突き指は、 損傷内容や受診状況を確認したうえで 健康保険の対象となる場合があります。
骨折・脱臼・腱損傷などが疑われる場合は、 施術より整形外科での評価を優先します。

保険施術 対応可能な場合
保険適用 窓口負担額は保険割合などにより異なります

受傷原因、受傷時期、損傷内容、 医療機関での治療状況などを確認し、 保険適用の可否をご案内します。

保険施術の料金を確認する
FAQ

突き指についてよくある質問

突き指とはどのようなケガですか?

突き指は一つの病名ではなく、指先へ力が加わって起こる外傷の総称です。 捻挫、骨折、脱臼、掌側板・側副靱帯・腱の損傷などが含まれます。

突き指した指を引っ張ってもよいですか?

引っ張らないでください。骨折や脱臼、腱・靱帯損傷がある場合、 無理に引っ張ることで悪化する可能性があります。

動かせるなら骨折ではありませんか?

動かせるという理由だけで骨折を否定することはできません。 骨折の確認にはX線などの画像評価が必要です。

マレットフィンガーとは何ですか?

指先を伸ばす腱、または腱が付着する骨が損傷し、 第1関節が曲がったまま自力で伸ばせなくなる状態です。 腱性と骨性があり、治療方法が異なります。

突き指はすぐ病院へ行くべきですか?

突き指には治療時期が重要な骨折や腱損傷が含まれるため、 早めに整形外科で診察と画像評価を受けることをおすすめします。

自分でテーピングしてもよいですか?

固定する関節や角度は損傷によって異なります。 診断前に自己流で強く固定せず、まず損傷内容を確認してください。

腫れはどのくらいで引きますか?

経過は損傷内容によって異なり、指の関節では腫れや硬さが長く残ることがあります。 悪化する場合や動かしにくさが続く場合は再評価が必要です。

いつからスポーツへ戻れますか?

損傷内容と競技によって異なります。 医師の指示、腫れ、可動域、握る・捕る動作、 競技後の反応などを確認して段階的に戻ります。

突き指は健康保険を使用できますか?

原因と受傷時期が明確な急性外傷は、 損傷内容や受診状況を確認したうえで健康保険の対象となる場合があります。

どのような場合は急いで受診すべきですか?

変形、関節のずれ、自力で曲げ伸ばしできない、 しびれ、指先の冷感や色の変化、傷や強い出血がある場合です。