腰が痛くなると、

「炎症を起こしているんですね。」

「湿布を貼って炎症を抑えましょう。」

そんな説明を受けたことがある方も多いのではないでしょうか。

もちろん、腰痛の中には炎症が関係しているものもあります。

ぎっくり腰の急性期や、強い外傷の後などでは、炎症を抑えることが大切になる場合があります。

しかし、何週間も、何か月も続く腰痛をすべて『炎症』だけで説明することはできません。

もし炎症だけが原因なら、時間の経過とともに治っていくはずだからです。

では、なぜ痛みが続くのでしょうか。

「痛み」と「炎症」は同じではありません

「炎症がある=痛い」

と思われがちですが、実際にはそう単純ではありません。

例えば、転んで膝を擦りむくと赤く腫れて痛みが出ます。

これは炎症が原因です。

一方で、慢性的な腰痛では、

  • 腫れているわけではない
  • 熱を持っているわけでもない
  • 何週間も同じような痛みが続いている

という方も少なくありません。

このような場合は、炎症以外の要素も考える必要があります。

腰は毎日働いている場所です

腰は、立つ、座る、歩く、物を持つなど、日常生活のほとんどで使われています。

もし、

  • 股関節が十分に動いていない
  • 背中が硬くなっている
  • 足首が動きにくい
  • 身体の使い方に偏りがある

このような状態が続けば、本来ほかの関節が分担する仕事まで腰が引き受けることになります。

すると、一日中休む暇がない状態になります。

これは炎症というより、腰に負担が集中し続けている状態と考えた方が理解しやすいかもしれません。

痛みは「身体からのサイン」です

痛みは悪者ではありません。

身体が、

「このままでは負担が大きいですよ。」

と教えてくれているサインでもあります。

もし、そのサインを一時的に抑えるだけで、身体の使い方が変わらなければどうなるでしょうか。

数日後、数週間後に同じ場所が痛くなることも珍しくありません。

だからこそ、痛みだけを見るのではなく、「なぜそこへ負担が集まったのか」を考えることが大切です。

湿布で楽になるのに、また痛くなる理由

「湿布を貼ると少し楽になります。」

これは多くの方がおっしゃいます。

湿布が悪いという話ではありません。

症状を和らげるために役立つこともあります。

ただ、湿布を貼っても、

歩き方。

座り方。

身体の使い方。

腰へ負担が集まる動き。

これらが変わらなければ、また同じ場所へ負担がかかる可能性があります。

そのため、痛みを抑えることと、腰痛を繰り返さないことは別の話なのです。

当院が「炎症」だけで考えない理由

大和町だるま整骨院では、

「炎症だから安静にしましょう。」

「筋肉が硬いからほぐしましょう。」

だけで終わることはありません。

私たちが大切にしているのは、

  • なぜ腰へ負担が集まったのか
  • 身体はどのように動いているのか
  • 腰以外は十分に働いているのか

という視点です。

腰が痛い場所だけを施術するのではなく、腰が頑張りすぎなくても済む身体づくりを目指しています。

よくある質問

Q. 湿布だけで腰痛は治りますか?

急性期の痛みを和らげる助けになることはあります。

しかし、身体の使い方や負担のかかり方が変わらなければ、同じ腰痛を繰り返すこともあります。

Q. 腰が熱くないなら炎症ではないのですか?

熱感だけで判断することはできません。

痛みの原因は一つではなく、炎症だけでは説明できない腰痛も多くあります。

気になる症状が続く場合は、医療機関での診察を受けることも大切です。

まとめ

腰痛には、炎症が関係しているものもあります。

しかし、長く続く腰痛では、「炎症だから」という一言だけでは説明できないことも少なくありません。

身体全体の動きや、腰へ負担が集まる理由を考えることで、繰り返す腰痛の改善につながることがあります。

奈良市学園前・富雄・学園大和町周辺で、「湿布を貼ると楽になるけれど、また痛くなる」「何度も同じ腰痛を繰り返している」という方は、大和町だるま整骨院までお気軽にご相談ください。一人ひとりの身体の動きや生活習慣を確認し、腰に負担が集中しにくい身体づくりをサポートいたします。