毎日デスクワーク。

毎日スマートフォン。

毎日同じ椅子。

毎日同じ通勤。

こうした生活を続けていると、身体は少しずつその環境に慣れていきます。

「慣れるなら良いことでは?」

そう思われるかもしれません。

しかし、身体にとっての「慣れ」は、必ずしも良い意味だけではありません。

肩こりは、『同じ状態に慣れすぎた身体』からのサインなのかもしれません。

身体は変化を好みます。

人間の身体は動くために作られています。

歩く。

振り向く。

しゃがむ。

手を伸ばす。

姿勢を変える。

このような変化があることで、筋肉への負担は分散されます。

しかし、

朝から夕方までパソコン。

移動は車。

家ではソファ。

寝る前はスマートフォン。

このように一日の刺激が似たものばかりになると、身体の使い方も固定されていきます。

脳も「同じ情報」を受け取り続けています。

同じ姿勢。

同じ視線。

同じ腕の位置。

同じ呼吸。

同じ筋肉の使い方。

これらの情報は、一日中脳へ送られています。

すると脳は、その状態を「いつもの状態」と認識するようになります。

しかし、「いつも同じ」は「負担がない」という意味ではありません。

むしろ、

同じ刺激が続くことで、一部の筋肉だけが働き続ける状態になることがあります。

肩は休んでいるようで休めていません。

座っているだけ。

画面を見ているだけ。

そう思っていても、

頭を支える。

腕を支える。

姿勢を保つ。

こうした筋肉は働き続けています。

特に僧帽筋や肩甲挙筋などは、長時間同じ姿勢を続けることで休む時間が少なくなります。

肩こりは、

「たくさん動いたから」

ではなく、

「動かなかったから」

起きている場合も少なくありません。

身体が求めているのは「ストレッチ」だけではありません。

肩がこると、

ストレッチ。

マッサージ。

体操。

これらを思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん大切です。

しかし、それ以上に重要なのは、

身体へ新しい情報を入れることです。

立ち上がる。

歩く。

座る位置を変える。

目線を変える。

呼吸を変える。

こうした小さな変化だけでも、脳へ入る情報は変わります。

身体は、その変化をきっかけに新しい動きを選び始めます。

「正しい姿勢」より「変われる身体」

前の記事でもお伝えしましたが、

良い姿勢とは、

無理に作るものではありません。

自由に変われる身体だからこそ、

必要なときに良い姿勢も選べます。

肩こりを改善するために大切なのは、

「正しい姿勢を固定すること」ではなく、

いろいろな姿勢を選べる身体をつくることです。

まとめ

肩こりは、身体が同じ環境や同じ姿勢に慣れすぎているサインかもしれません。

身体は変化を求めています。

一時間に一度立ち上がる。

少し歩く。

深呼吸をする。

座る位置を変える。

そんな小さな変化の積み重ねが、肩こりを繰り返しにくい身体づくりにつながります。

奈良市学園前の大和町だるま整骨院では、肩だけではなく、日常生活で身体がどのような情報を受け続けているのかまで確認し、一人ひとりに合わせた施術をご提案しています。