「お子さん、扁平足ですね。」
一度は言われたことがある保護者の方も多いのではないでしょうか。
でも、そのあとにこんな疑問が残りませんでしたか?
「それって悪いことなんですか?」
「治した方がいいんですか?」
「シーバー病と関係あるんですか?」
実は、
この質問に、一言で答えることはできません。
なぜなら、
扁平足は”病気”ではないからです。
扁平足でも、全国大会へ行く子はいます
「扁平足だから痛くなる。」
もし本当にそうなら、
扁平足の子どもは全員シーバー病になってしまいます。
でも現実は違います。
扁平足でも、
毎日元気に走っている子。
全国大会へ出場する子。
何の痛みもない子。
たくさんいます。
逆に、
土踏まずがきれいにある子でも、
シーバー病になることがあります。
つまり、
扁平足だけでは説明できないということです。
問題は「形」ではなく「働き」です
ここが一番大切です。
例えば、
車のタイヤを見ただけで、
「この車は曲がれません。」
とは言えません。
実際に走らせないと分からないからです。
足も同じです。
立っていると扁平足に見えても、
走るとしっかりアーチが働く子もいます。
反対に、
土踏まずがあっても、
着地で足が崩れてしまう子もいます。
つまり、
見るべきなのは、
足の形ではなく、足の働きなのです。
「扁平足ですね」で終わると、大事なことを見逃します
扁平足という言葉だけで終わってしまうと、
本当に確認したいことが見えなくなります。
例えば、
歩くとき、
かかとはどの方向へ動いているのか。
足首は十分に動いているのか。
足の指は使えているのか。
片脚で立ったときに安定しているのか。
ジャンプの着地はどうなのか。
こうしたことを確認しないまま、
「扁平足ですね。」
だけでは、
なぜシーバー病になったのかまでは分かりません。
扁平足は「結果」のこともあります
実は、
扁平足が原因ではなく、
結果として扁平足のように見えている子もいます。
例えば、
足の筋肉がうまく働いていない。
身体のバランスを取るために足が内側へ倒れ込んでいる。
股関節がうまく使えず、足でかばっている。
こうした状態でも、
立っている姿だけを見ると、
扁平足に見えることがあります。
だから、
静止した足だけでは判断できません。
歩いている足。
走っている足。
ジャンプしている足。
そこまで見て初めて、その子の足が分かります。
インソールが必要なのは「扁平足だから」ではありません
「扁平足だからインソールを入れましょう。」
そんな説明を受けた方もいるかもしれません。
でも、
扁平足という理由だけで、
全員にインソールが必要とは考えていません。
インソールが必要なのは、
足の機能が十分に発揮できず、
その結果として、
かかとや膝へ負担が集中している場合です。
つまり、
見るべきなのは、
足の形ではなく、足の仕事量です。
足は「立つため」のものではありません
足は、
立つためだけにあるわけではありません。
走る。
跳ぶ。
止まる。
切り返す。
そのたびに、
何倍もの体重を支えています。
だから、
立った写真一枚では分からないことがたくさんあります。
スポーツをする子どもなら、
なおさらです。
まとめ
「扁平足ですね。」
その言葉は間違いではありません。
でも、
そこで話が終わってしまうのは、とてももったいないことです。
本当に知りたいのは、
扁平足かどうかではなく、
その足が、スポーツに耐えられる働きをしているかどうか。
そこです。
奈良市学園前・富雄・学園大和町周辺で、お子さんのシーバー病や扁平足について不安がある方は、大和町だるま整骨院へお気軽にご相談ください。
「扁平足」という言葉だけで終わらせず、お子さん一人ひとりの足がどう動き、どう頑張っているのかまで確認し、競技を長く続けられる身体づくりを一緒に考えていきます。