お子さんが、

「かかと痛い。」

そう言ったら、多くの保護者の方は最初にこうします。

かかとを押す。

揉む。

さする。

湿布を貼る。

もちろん、

お子さんを心配してのことです。

だから決して悪いことではありません。

でも、

シーバー病では、私たちは最初にかかとを揉むことはほとんどありません。

その理由があります。

痛い場所と、悪い場所は同じとは限りません

これはシーバー病だけではありません。

例えば、

肩が痛い。

でも原因は首だった。

膝が痛い。

でも原因は股関節だった。

こんなことは珍しくありません。

シーバー病も同じです。

痛い場所は、

かかとです。

でも、

なぜそのかかとへ負担が集まったのでしょうか。

ここを考えなければ、

また同じことを繰り返してしまいます。

揉んで気持ちいい。でも…

確かに、

少し楽になる子もいます。

血流が良くなることもあります。

安心する子もいます。

でも、

ジャンプしたらまた痛い。

走ったらまた痛い。

翌朝また歩けない。

そんな経験はありませんか?

これは、

揉み方が悪いのではありません。

原因が残ったままだからです。

私たちが最初に見るのは「かかと」ではありません

シーバー病で来院されたお子さんに、

最初からかかとだけを見ることはほとんどありません。

見るのは、

歩き方。

立ち方。

片脚立ち。

ジャンプ。

着地。

しゃがみ込み。

足首。

股関節。

そして、

靴です。

なぜなら、

シーバー病は、

「かかとが壊れた病気」

ではなく、

「かかとへ負担が集まった結果」

だと考えているからです。

子どもの身体は、全身で動いています

ジャンプをするとき、

動いているのは、

かかとだけでしょうか?

違います。

足の指。

足首。

膝。

股関節。

骨盤。

体幹。

腕。

全部使っています。

その中のどこかがうまく働かないと、

一番頑張れる場所が代わりに働きます。

それが、

たまたま、

かかと

だった子もいます。

だから、

私たちは、

「かかとだけ治療する」

という考え方はしていません。

子どもは毎日、何千回も着地しています

ミニバス。

サッカー。

バレー。

陸上。

子どもたちは、

毎日、

何千回も地面へ着地しています。

もし、

着地のたびに、

かかとへ少しずつ負担が集中していたら。

その積み重ねが、

シーバー病になります。

だから、

一回揉んでも、

二回揉んでも、

負担のかかり方が変わらなければ、

翌日また同じ場所へストレスが加わります。

「揉まないでください」ではありません

ここで誤解しないでください。

私たちは、

絶対に揉んではいけない。

とは思っていません。

お子さんが安心するなら、

優しくさすってあげることも大切です。

でも、

それだけで治そうとしないでください。

本当に必要なのは、

「なぜ、かかとへ負担が集まったのか。」

そこを見つけることです。

私たちが一番大切にしていること

これまで10年以上、

たくさんのスポーツ障害を診てきました。

その中で感じるのは、

痛い場所だけ治療しても、

スポーツへ戻れば、

また同じ痛みを繰り返す子が少なくないということです。

だから当院では、

かかとだけではなく、

身体全体を評価し、

「どうすれば負担が集中しない身体になるのか」

まで考えて施術を行っています。

まとめ

かかとを揉むことが悪いわけではありません。

でも、

シーバー病の本当の問題は、かかとだけではないかもしれません。

だから私たちは、

痛い場所より、

痛くなった理由

を大切にしています。

奈良市学園前・富雄・学園大和町周辺で、お子さんのかかとの痛みがなかなか改善しない方は、大和町だるま整骨院へお気軽にご相談ください。

私たちは、「かかとを治す」のではなく、「スポーツを続けられる身体」を目標に、お子さん一人ひとりに合わせた施術をご提案しています。