「さっきまで走ってたやん。」

「本当に痛いの?」

「試合になると走れるやん。」

シーバー病のお子さんを持つ保護者の方なら、一度はそう思ったことがあるかもしれません。

でも、その子はサボっているわけではありません。

むしろ、

一番困っているのは子ども自身です。

子どもは痛みを説明するのが苦手です

大人なら、

「歩き始めだけ痛い。」

「走るとマシになる。」

「終わってからズキズキする。」

と説明できます。

でも小学生は違います。

「痛い。」

その一言しか言えないこともあります。

だから、

昨日は元気だったのに。

体育では普通だったのに。

今日は歩けない。

そんなことが本当に起こります。

試合になると走れてしまう子もいます

私たちは10年以上、たくさんのスポーツ少年を診てきました。

すると不思議なことがあります。

練習前は歩くのも痛そう。

でも試合が始まると走れてしまう。

これは珍しいことではありません。

身体が温まることもあります。

集中して痛みを感じにくくなることもあります。

「試合に出たい。」

その気持ちが痛みを忘れさせることもあります。

だから、

走れた=治った

ではありません。

子どもは親を心配させたくありません

「また病院?」

「また休まなあかん?」

「レギュラー外れる。」

子どもは子どもなりに考えています。

だから、

痛い。

と言えない子もいます。

本当に多いです。

私たちは最初に歩き方を見ます

シーバー病で来院したお子さんに、

最初からかかとは触りません。

まず歩いてもらいます。

片脚立ちをします。

ジャンプします。

着地します。

その動きを見ると、

「この子、本当はかなり我慢してるな。」

そんなことが分かる子もいます。

子どもは嘘をついていても、

身体は正直です。

保護者の皆様へ

「気のせいちゃう?」

そう言いたくなる日もあると思います。

でも、

もし昨日と歩き方が違うなら。

階段を嫌がるなら。

朝だけ足を引きずるなら。

そのサインを見逃さないでください。

子どもは、

痛みより、

「試合に出られないこと」

を心配しています。

私たちは、

その気持ちまで守りたいと思っています。

まとめ

シーバー病の子どもは、

痛みがあったり、

なかったりします。

だから周りから理解されにくいスポーツ障害でもあります。

「昨日は走ってたのに。」

そう思ったときは、

子どもを疑うのではなく、

身体から出ているサインを見てあげてください。

奈良市学園前・富雄・学園大和町周辺で、お子さんの歩き方やかかとの痛みが気になる方は、大和町だるま整骨院へお気軽にご相談ください。

私たちは痛みだけではなく、お子さんの「スポーツを続けたい」という気持ちも大切にしています。