足首を捻挫したあと、

「サポーターはいつ外せばいいですか?」

という質問をよくいただきます。

結論からお伝えすると、「いつまで」という期間だけで判断することはおすすめできません。

なぜなら、痛みがなくなったことと、足首が元の状態に戻ったことは同じではないからです。

実際には、痛みがなくなっていても、身体の機能が十分に回復していないケースも少なくありません。

サポーターの役割とは?

サポーターには、主に次のような役割があります。

・足首を安定させる

・足首への負担を軽減する

・過剰な動きを防ぐ

・痛みを軽減する

・心理的な安心感を与える

つまり、サポーターは足首を治すものではなく、回復を助けるものなのです。

痛みがなくなっても安心できない理由

捻挫をすると、靱帯だけではなく、身体の感覚を伝えるセンサーもダメージを受けます。

すると脳は、

「足首が今どの位置にあるのか」

という情報を受け取りにくくなります。

その結果、

・着地が不安定になる

・切り返し動作が遅れる

・バランスが崩れやすくなる

・再び捻挫しやすくなる

といった状態が起こります。

つまり、痛みがなくなったからといって、完全に回復したとは限らないのです。

長期間の使用には注意が必要です

サポーターは便利な道具です。

しかし、必要以上に長く使い続けることには注意が必要です。

なぜなら、サポーターに頼りすぎることで、本来働くべき筋肉や感覚機能が十分に働かなくなる可能性があるからです。

もちろん、スポーツ中や練習中に使用することは問題ありません。

大切なのは、「いつ外すか」ではなく、「いつ外せる状態になるか」を考えることです。

外せる状態とは?

次のような項目が目安になります。

・片脚立ちが安定している

・ジャンプや着地ができる

・左右差が少ない

・方向転換で痛みがない

・不安感がない

・練習後に痛みや腫れが出ない

これらを確認しながら、少しずつサポーターへの依存を減らしていきます。

テーピングとの違い

サポーターとテーピングは、どちらも足首を保護するためのものです。

しかし、それぞれ特徴があります。

サポーターは手軽に装着でき、繰り返し使用できます。

一方、テーピングは固定力を調整しやすいという特徴があります。

どちらが優れているというわけではなく、目的によって使い分けることが大切です。

最後に

サポーターは、とても便利な道具です。

しかし、サポーターだけで足首が治るわけではありません。

大切なのは、

「サポーターを着けること」ではなく、「サポーターが必要ない身体をつくること」です。

奈良市、学園前、富雄周辺で足関節捻挫にお悩みの方は、大和町だるま整骨院までご相談ください。