〜専門的な視点からわかりやすく解説〜
「肩が重い」「首まで張ってつらい」「マッサージしてもすぐ戻る」
このような肩こりで悩んでいる方はとても多いです。
実は肩こりは、肩の筋肉だけの問題ではないことが多いのをご存じでしょうか?
今回は、体の仕組みをもとに肩こりの原因と対策をわかりやすく解説します。
肩こりはなぜ起こるのか
肩こりの主な原因は、筋肉の緊張と血流の低下です。
特に肩こりに関係する筋肉は
僧帽筋 肩甲挙筋
これらの筋肉は、頭や腕を支える役割があります。
人の頭は約5kgほどあり、姿勢が崩れるとこの筋肉がずっと働き続ける状態になります。
その結果、筋肉が疲労し血流が悪くなり「こり」や「だるさ」を感じるようになります。
現代人に多い「姿勢」が原因の肩こり
最近の肩こりで特に多いのが、**頭が前に出る姿勢(スマホ姿勢)**です。
スマートフォンやパソコンを見るとき、無意識に首が前に出ていませんか?
この姿勢では、首や肩の筋肉にかかる負担が大きくなります。
また、肩こりの方は
猫背 巻き肩 肩甲骨が動かない
といった特徴がよく見られます。
肩甲骨は本来、肋骨の上を滑るように動く構造になっていますが、
動きが悪くなると肩周りの筋肉が過剰に働くようになります。
肩甲骨の動きに関係する筋肉は
前鋸筋 僧帽筋
です。
これらの筋肉のバランスが崩れると、肩こりが起こりやすくなります。
肩こりと「呼吸」の関係
あまり知られていませんが、呼吸の浅さも肩こりの原因になります。
本来、呼吸は主に 横隔膜 が働きます。
しかし姿勢が崩れると、呼吸を補助する筋肉が過剰に働きます。
その代表が
胸鎖乳突筋
です。
この筋肉が働きすぎると、首や肩の緊張につながることがあります。
肩こりは「筋肉だけの問題ではない」
肩こりは単純に「筋肉が硬いから起こる」と思われがちですが、
実際には次のような要素が複雑に関係しています。
姿勢 肩甲骨の動き 呼吸 ストレス 運動不足
ストレスが強いと 交感神経 が優位になり、
筋肉が緊張しやすくなることも知られています。
そのため肩こりの改善には、体全体のバランスを見ることがとても大切です。
自分でできる簡単な肩こり対策
日常生活でできる対策をいくつか紹介します。
①肩甲骨を動かす
肩回しを10回ほど行うだけでも、血流は改善します。
②姿勢をリセットする
30分〜1時間に1回は姿勢を変えることが大切です。
③軽く体を動かす
ウォーキングなどの軽い運動は、肩周りの血流改善につながります。
それでも改善しない肩こりは
セルフケアで良くならない場合、
筋肉だけでなく
関節の動き 姿勢バランス 神経の影響
などが関係していることもあります。
そのような場合は、専門的な評価と施術が必要になることがあります。
だるまでの肩こり施術
だるまでは、肩こりに対して
姿勢評価 肩甲骨の動き 首や背骨のバランス
などを確認しながら施術を行います。
また、筋肉の緊張が強い場合には
鍼灸施術を行うことも可能です。
鍼灸は、筋肉の緊張を和らげたり、血流を促す目的で用いられる施術方法です。
最後に
肩こりは、多くの方が「仕方ないもの」と思ってしまいがちです。
しかし原因を正しく理解し、体のバランスを整えることで
改善するケースも少なくありません。
「肩こりがずっと続いている」
「マッサージしてもすぐ戻る」
そんな方は、一度体の状態を見直してみるのもおすすめです。
奈良で肩こりにお悩みの方は、
だるまでもご相談いただけます。
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-柔道整復師、鍼灸師-
必殺技を身につけるべく様々なセミナーに通い、様々な本を読み込み実践するも今ひとつ満足いかず、みんなの嫌いな基礎となる解剖学、生理学などを基本から学び直し今に至る。
この世に必殺技などなく、泥臭く限界まで突き詰めて初めて症状は動き出すことを伝えることを第一とし日々診療にあたる。患者さんと共に、少し頭を使い考え、二人三脚スタイルで元気に診療中。
妻、娘の3人家族で元気だけが取り柄の昭和男児。
