case2 ぎっくり腰

ライター:【院長】宮本健太郎

【case2 ぎっくり腰】

【お客様情報】

52歳 男性 会社員(技術系)

【主訴】

ぎっくり腰

【症状】

・体をまっすぐにして歩くことができない

・腰を動かすことができない(曲げることも伸ばすことも)

・息を吸うだけでも痛む(咳払いやくしゃみは激痛)

・昨夜から一睡もできなかった(寝返りのたびに覚醒する)

デスク上にある電話を取ろうと手を伸ばした時にぎくっとなったようです。

痛みは急激に増加し帰宅する際駅から自宅まで徒歩10分のところを奥様に車で迎えにきてもらうほど。

電車は立っていられないので特急でお帰りになられたようです。

 

ぎっくり腰ですが、

・原因不明なことも多く

・筋肉や関節、靭帯、椎間板などに

・許容範囲を超える刺激により

・もしくは何もしないでも起こる

というものです。

実際現場でお話を聞いていると、重たいものを持ったり、急に動いたりして発症するというよりは、

・手を伸ばす

・くしゃみをする

・靴下を履こうとした

など特に意識しない何事もない状態で起こることが多いように感じます。

 

あまりに頻発する際は、何かの疾患の疑いもありますのでぜひドクターの診断を受けてみてください。

 

さて当院でのぎっくり腰に対する考えですが、

実際ぎっくり腰になられた方の腰部を触ってみるととても筋肉の緊張が高く、とても硬くなっていることが多いです。

ですので「筋肉が疲れて硬くなっていることが原因です」と思われがちなのですが、そうではないと考えています。

筋肉の緊張も症状で、決して原因ではないと。

 

この方の場合、

・中腰で(股関節と膝関節は少し曲げた状態)

・前傾姿勢で

・左手を伸ばした

この最低3つの動きを脳は”危険”と判断したか、誤作動で緊急事態だと認識してしまったために

・痛み

・筋肉の緊張

という命令を出し、その姿勢を中断させようとしたのではないかと考えます。

この3つの動きの1つが原因かもしれませんし、この組み合わせがそう思わせたのかは分かりません。

ですのでそれをチェックしていかなければ、またぎっくり腰を起こしてしまうかもしれません。

ただこのチェックが身動きができない現状ではできませんので、まずは症状の緩和から始めます。(緩和と書いていますが、基本的にどれだけ痛みを0に近づけられるかという勝負を当院では行っています。0になれば100点満点です)

 

治療は至って簡単で

脳にどれだけ安心感を与えられるかです。

脳が緊急事態を解除してくれれば、筋肉の緊張や痛みという感覚はなくなるからです。

(発症時の急激な筋肉の収縮時に筋肉の線維に損傷があれば、多少の痛みは残ります)

脳の安心とは

・感覚情報の入力(温める、冷やす、触る、圧すなどの体から脳へのインプット)

脳がもう安全だと判断できれば緊急事態は解除されるので

判断材料を与えてあげるということです。

この時に

・どんな刺激を

・どれくらい

入れてあげるかの判断が僕たちが提供できる技術だと思っています。

 

この方の場合は、圧す(感覚神経からの入力)+動かす(運動神経からの入力)を合わせて行うことで、

・体を伸ばすことができる

・歩くことができる

・寝返りが打てる

この3つを達成することができました。

ただし残念なことに軽い痛み、もしくは違和感(判別が曖昧な程度)が少し残ってしまったことです。

次回2回目の来院時にどの動きで脳がエラーを起こすのかチェックしたいと思います。

 

今回の考え方は全ての痛みに当てはまることで、組織に損傷がない痛みや思い当たる節のない痛みは

何かを緊急事態だと判断してしまった可能性があります。

まずは体に安心感を与える(痛い施術や無理な施術はしない)ことが全てのスタートだと思います。

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