奈良市学園大和町の大和町だるま整骨院です。
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少しでもお役に立てる情報を発信できればと思います。
何かご質問があれば当ブログでも積極的に書いていきますので、お気軽にメッセージください。
さて今日のテーマは
「けがをしてしまったら…」
という内容です。
できるだけ簡単に書いていきますので気楽に読んでみてください。
当院にはスポーツ少年・少女がたくさん来るのですが、やはり多いのは捻挫。
中には「これ骨折だよ」という子もいます。
そんな時。スポーツ現場でもよくされるRICE処置。
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
の略ですが、これがまず最初に現場で行われる処置だと思います。
ですがこの処置がどこまで正しくできているでしょうか。
一つずつ見てみましょう。
Rest
これに関しては痛いから動かせないので大丈夫だと思います。
ですがまれに昭和の体育会系のノリで「走れば治る」なんて根性論の指導者もいらっしゃるので注意が必要です。
確かに少しのケガくらい競技をしていればよくあります。
ですがその判断を素人考えで判断していいのでしょうか?
ましてや子供が大人の指導者に対して「痛いからできません」とはっきり伝えることができるでしょうか?
ですので現場にいる大人はまず専門家の判断を仰ぐように動かなければいけません。
痛くても競技を続けてもいいもの。軽い痛みだが要注意なケガ、いろいろあります。
Ice
これに関しては現場で最も”やっている感”が出る対処です。
でも個人としては気を付けてやらないと逆に回復を遅らせてしまいます。
これは後日ピックアップして書きます。
できれば冷水で、決して氷や保冷時は使わないでください。
水はすぐぬるくなるのでこまめに入れ替えながら30分程度を目安に。
Compression
これはあんまりやっている人を見たことないですが、テーピングなどがこれに当たります。
しかしケガした直後のテーピングと競技復帰の際のサポートテープでは巻き方が違うのでご注意。
ケガした直後は腫れることを予想して、逃げ場を作ったテーピング処置をします。
Elevation
これも簡単にできるのですがあんまりやっている方を見たことがありません。
Restと併せて患部を心臓より高い場所へ持っていってください。
いかがでしたか?
ケガをしてしまったら上記のことで応急的に処置して、まずは専門家にご相談くださいね。
僕も娘がハンドボールをしているので練習に一緒に参加していますが、いざという時の対策が大事だなと思います。
大切なお子さんたちの、大切な活動の場なので、周りの大人たちが正しく安全に活動できる場を作れたらいいですね。
今、現場で活きるノート製作中です。
ご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
ではまた次回!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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-柔道整復師、鍼灸師-
必殺技を身につけるべく様々なセミナーに通い、様々な本を読み込み実践するも今ひとつ満足いかず、みんなの嫌いな基礎となる解剖学、生理学などを基本から学び直し今に至る。
この世に必殺技などなく、泥臭く限界まで突き詰めて初めて症状は動き出すことを伝えることを第一とし日々診療にあたる。患者さんと共に、少し頭を使い考え、二人三脚スタイルで元気に診療中。
妻、娘の3人家族で元気だけが取り柄の昭和男児。